本好きが選ぶ最強のタイトルについて
本好きが選ぶ最強のタイトル
前回、「名刺代わりの小説10選」のハッシュタグ付きツイートの集計をとって、ランキング形式にした記事を見ました。
こういうハッシュタグ、僕のタイムラインにもときどき流れてきます。
最近流れてきたのは「本好きが選ぶ最強タイトル」。
最強タイトルとはいったい……? とは思うのですが、この本のタイトルがいいよね的な解釈で、みなさんツイートしていて、眺めてみると、うんいいよねと。
作品を端的に表しているものだったり、どういう意味だろうと考えさせられる物だったり。
こういうハッシュタグをざっと眺めて、あ、それいいよね! とひとりで思うのは、なかなか楽しいものです。
僕が好きなタイトル、パッと思いつくのは、「殉教カテリナ車輪」「ぼくと魔女式アポカリプス」「私が殺した少女」など。
ジャンルがバラバラですけど。
ただ、「九マイルは遠すぎる」があげられているのを見て、これはそうだよねと。
最強のタイトルならこれだよねと。
納得でした。
検索してみましたけど、このハッシュタグのランキングはありませんでした。
気になるアガサクリスティー賞
アガサクリスティー賞の受賞作についてのツイートが流れてきて、気になったんですよね。
『地べたを旅立つ』あらすじ 刑事課勤務の勢太は小樽市で交通事故に遭い、目覚めると――ロボット掃除機となっていた……こんな姿になっても、義父からDVを受けている姪を、護らなければいけない!卓抜な着想の掃除機ミステリ。そえだ信(そえだ・しん)生年非公表。北海道在住。
ちょっとこれはどういうことなの、と。
「ロボット掃除機となっていた」って……。
しかもハードボイルドっぽい雰囲気もあるし。
あらすじでここまで興味をひかれた作品はなかなかないです。
で、この作者さん、小説家になろうにいました。
こちらは地味な異世界転生。
面白いと思いますけど、書籍化している異世界転生物と比べると、地味で手堅い、という印象の作品。
でも、なろうのポイントを押さえています。
スコッパーさんが好きそうな感じ。
更新が続けば、そのうちどこかでランキングに打ちあがりそうです。
とくに悪い部分はないですし。
これでいま、900ポイントくらい……。
うーん、なろうは厳しいですよね。
ちょっと話が変わりますけど、電撃小説大賞の受賞者さんとかが、小説家になろうに投稿しているのも見かけるんですよ。
ひとによりますけど、意外とポイント伸びていないんです。
なろう外での知名度って、あんまり反映されないんですよね。
さすがに電撃大賞受賞者なら知ってるだろうとか……ないんです。
作品の内容……とかでもないっぽい。
文体にしても、一話ごとの締めにしても、ストーリ展開にしても、なろうのフォーマットを踏まえているかどうかが、まず第一のハードルとして、かなりポイントに影響する気がします。
結構なろうユーザーになってから長いんですけど、いまいち傾向はわからないんですよね。
赤ん坊の起死回生は10000ポイントくらいとってても、全然おかしくないと思うんですけどね。
ボカロ小説が来ているらしい
実際に来ているのかはよくわかりませんが、売ろうとしているっぽいなという雰囲気は感じます。
で、上の記事がここまでの流れをわかりやすくまとめていたので。
読んだほうがいいかなあとも思うんですけど、なかなか踏ん切りがつかないというか……ほとんど読んでいないんですよね。